姫路市亀井町、にしあんクリニック内科外科|内科、皮膚と呼吸器のアレルギー

花粉症

花粉症とは

花粉に対するアレルギー反応です。
眼(眼のかゆみ、違和感、ショボショボする)、鼻(くしゃみ、水の様な鼻汁、鼻づまり)、の他に、のど(乾燥による痛み、イガイガ感)、皮膚(かゆみ、湿疹)、咳、頭重感などの症状があります。

中心となる治療

・アレルギーをおさえる薬(飲み薬)
・鼻症状・・・点鼻液
・眼症状・・・点眼液

原因

スギ2月頃から4月頃
ヒノキ4月ごろから5月頃
イネ科6月頃から8月頃
キク科8月頃から10月頃

初期療法

症状が出てから治療を開始した場合に比べ、花粉の飛び始める2週間以上前から治療すると、症状の出現が遅くなり症状が軽度で済みます。早めからアレルギーをおさえる薬を飲み出す治療法です。
天気予報等で飛散開始日というのは、24時間で1cm×1cmあたり花粉1個以上が2日続けて確認された日です。実際にはそれ以前から花粉は飛んでいます。

花粉について

<ヒノキ>

スギよりも30年以下の樹が多いのでいずれはスギよりも多い年が来ると考えられています。
ヒノキはスギと同じ条件に影響されると思われていましたが、予測に反してスギと比較して飛散量が多い年もあり、降雨量などスギとは異なった条件に左右される可能性があります。
飛散量を確実にはまだ予測できません。

<花粉全体>

2050年まで花粉の飛散数は増加し続けると考えられます。

花粉飛散量

スギやヒノキの花粉を飛ばす雄花は7月から8月にかけて生育します。前年度の7月中旬から8月下旬の気温と日照時間が影響を及ぼします。特に気温よりも日照時間が関係します。これは秋の紅葉にも関係します。ヒノキは雨にも関係するようです。前年の飛散量が少ないと樹木がエネルギーを蓄えて花芽が多くなりますので次の年は多くなります。
スギの木が生長する事により雄花が多くなりますからこれを考慮して予測します。