姫路市亀井町、にしあんクリニック内科外科|内科、皮膚と呼吸器のアレルギー

皮膚科

アトピー性皮膚炎とは

アレルギー反応やそのほかのさまざまな原因による皮膚炎を総称してアトピー性皮膚炎と呼びます。
かゆみを伴う湿疹が頭皮・顔・関節・耳を中心に全身に現れます。
もともとのアレルギーを起こしやすい体質(アトピー素因)や皮膚のバリア機能低下も大きく関係しますが、他に、長期間皮膚に加わる強い刺激やストレス、疲労なども免疫を不安定にしてアトピー性皮膚炎を悪化させることがあります。
症状が長引くとささくれ立って皮がむけたり、皮膚そのものがゾウのようにごわごわと硬くなってしまうこともあります。
 

アトピー(アレルギー)体質による皮膚炎に対して

・アレルギーを抑える薬(飲み薬)
 

皮膚の症状、かゆみに対して

・症状、かゆみをとる薬(飲み薬)
・非ステロイド消炎剤(塗り薬)
・ステロイド消炎剤(塗り薬)
 

乾燥肌による症状の出現に対して

・保湿剤(塗り薬)
特に入浴後15分以内に必ず1度は塗ってください。入浴後に皮膚の水分、油分が失われやすいです。

じんましん(蕁麻疹)

じんましんは皮膚の肥満細胞から遊離した物質によって全身もしくは一部の皮膚に、大小さまざまな発疹が現れ、強いかゆみを伴う症状です。発疹は数分から数時間で消えてなくなります。アレルギー体質の人に多く見られるとも言われますが、外部刺激やストレス、食品(サバ、エビ、卵など)などでも起きます。

しっしん(湿疹)

湿疹にはさまざまな種類があり、貨幣状湿疹、主婦(手)湿疹、汗疱、乾燥性湿疹などが含まれますが、どれも赤み、かさつき、かゆみを伴い、皮膚がむけたりすることもあります。ステロイド剤や保湿剤の外用薬にて処置をすることがほとんどですが、症状によっては、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤の内服を併用することもあります。

にきび(尋常性ざ瘡)

穴に皮脂や汚れがたまるとアクネ菌という菌が増殖し、皮膚の炎症がおこります。基本的なスキンケアや規則正しい生活で症状を抑えたり、予防したりすることもできますが、化膿したり・膿が出るようになってしまうと、自己流のスキンケアでは対応が難しくなってしまいます。
外用薬だけでは改善しないこともありますが、その場合は内服薬・ピーリングなども行う場合があります。
 

にきびの治療

にきび菌(アクネ菌)が原因
抗菌剤(塗り薬)を中心に治療します。それで作用が少なければ飲み薬にします。

毛穴の中性脂肪等の増加
ビタミンB2、ビタミンB6の飲み薬をします。

毛穴がつまる
にきびのある場所は、なるべく化粧をしないほうがよいでしょう。
化粧品等は油脂成分の少ない物にしてください。
化粧している時間はできるだけ短くしてください。
そのためには、化粧は出かける直前にし、帰宅後はできるだけ早く落としてください。